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「tip1 一発でスライドショー」で、
AfterEffectsで速攻でスライドショーを作成するやり方をご紹介しました。
今回はワタクシが結婚式のプロフィールビデオを作成するときにやってるやり方をご紹介します。
結婚式のプロフィールビデオというものは静止画・写真の切り替えをスライドショー形式で
見せるやり方が一般的です。
また音楽をバックグラウンドに流しながらという形態がおおいですよね。
つまり、テンポが大事なのです。
写真の切り替えにあたっては何か効果をつけることが多いです。
ワタクシ的にはシンプルな効果(=フェードイン・アウト/ディゾルブ)をオススメしていますが
全体のテンポを見ながら微調整する作業はAfterEffects上ではキーフレームの編集が主になります。
キーフレームを全体で管理するのって案外手間なんですよねー。細かい数値がぱっと見れない。
レイヤーのインポイントなんかをドラッグして調整してしまうと、そのままではキーフレームが追従されないため
手を入れるのが億劫になりがちなんですね。
それらを解消するために色々考えました。
AfterEffectsには各エフェクトのパラメータをプログラム的に制御できるExpression(エクスプレッション)というのがあります。
これとスライダコントロールなんかを組み合わせてキーフレームの直接編集より楽になるようにしています。
「tip1 一発でスライドショー」の応用となっています。速攻で仕上げつつ、 後からの調整や改変を楽にしようという趣旨のワークフローです。
写真を一枚タイムラインに追加し、エフェクトメニュー >「エクスプレッション制御」から
スライダー制御 x 2とチェックボックス制御を追加し、
それぞれ「不透明度スピード」「スケールスピード」「スケール拡大?」と名前を変更します。
名前は任意です。また、「スケール拡大?」の「?」はRuby的な感じでしょうかね。(rubyな方には伝わるかと思いますが)
タイムライン上の該当写真レイヤーを選択し、スケールのプロパティを表示させ(ショートカット:sキー)
その「ストップウォッチ」マークを「option」を押しながらクリックし、エクスプレッション記述エリアを表示させます。(windowsの場合は「alt」を押しながらクリック)
スケールのエクスプレッションには下記を記述します。
s = effect("スケールスピード")("スライダー"); if(effect("スケール拡大?")("チェックボックス")==1); else s*=-1; x = scale[0]+s*(time-inPoint); [x,x]
各名前("スケールスピード"や"スケール拡大?")は上記でつけた名前を使用してください。
「tip2 一発でスライドショー応用編(2)」へ続きます